お盆はETさんの実家の岩手に帰省していました。逃亡者は北に逃げるといいますが北は福島会津までしか行ったことがなかったので初めての地に夏の暑さから逃亡です。
黒人は全員足が速いという固定観念のように岩手は年中寒いという観念があったのですが、猛烈な暑さでした。もっともその日どこも猛暑のようでしたが。
僕は旅行の不安のひとつに旅行中はうんこが出ないと言う欠点があります。見た目と違い外でうんこができないのです。
ホテルのトイレでもどこのトイレでも環境が変わるとうんこ環境適応能力がなくうんこが出ません。
岩手滞在中はETさん
【LINK】のお父さんのあんぱぱさん
【LINK】、ジャムおばさん(お母さんはジャムおばさんになるのでしょうか?)に岩手のじゃじゃ麺、冷麺、お寿司、カツ丼、などなどいろいろご馳走になりお世話になりました。
しかしうんこが出ないためお腹だけが飢餓の人のように膨れました。お腹が痛いのにうんこ出ません。
ラップふうにユーエヌケーオーだいたいトモダチ、僕のお腹もうんとKOうんこ出ません。
本州最北県青森の三内丸山遺跡という所に、遺跡見学にも行きました。暑い中の遺跡見学でしたが、秀逸なガイドさんの説明のお陰か暑さを忘れ楽しめました。
ガイドさんの説明を聞いている時、急にお腹が痛くなりました。
この痛みはうんこの脅迫。分かっています。便座に座ってもうんこでません。
その後、ガイドさんの説明を聞いている時にふつふつと疑問が沸き始めました。
縄文人はどうやってうんこをしていたのか?もしかして僕らが歩いている地盤は粘土に見せかけて4000千年の時を経た縄文人のうんこじゃないかと。
どこかに縄文式うんこがあるんじゃないかと。三内丸山便器があるんじゃないかと。
そうのように腹痛を不屈の闘志でそらし事無きを得ました。
東京から岩手までは往復高速バスだったのですが、それも拷問のようでした。往復15時間もバスに乗りエコノミー症候群というのもあるんだなぁ〜と体感しました。
エコノミー症候群になったサッカー選手の高原選手を見るたびに、
「あ!エコノミーだ!だからシュート外すんだ!」
と、思っていましたが今後そういうことを言うのはやめます。
行きも狭い座席に動かざること山の如しで、生きは良いとは言えませんでしたが、帰り僕の七割はうんこになっていたので口からうんこ出ちゃったらどうしようなどと不安もありました。
僕も縄文人のようにその辺りで野グソをするなら出るんです。キャンプなら大丈夫なんです。
ただ便器に座ると出ないんです。ボーリングのマイボールのように旅にマイ便座が必要なのかも知れません。
ETさんのご実家の建物は洒落ていて掃除も行き届いていました。でもうんこ出ません。
しかしそこに住んでいたであろうETさんは掃除できません。岩手から帰ってきて一週間になりますが、彼女の荷物はそのままです。
家庭環境は人間形成には影響しないと分かったのも収穫でした。
お土産も頂きいたれりつくせり。
ETさんのご家族には大変お世話になり楽しい旅になりました。
岩手に帰省したETさんを見てふるさとがあると言うことは落ち着ける場所があるということだと思いました。
その意味では僕のふるさとはトイレかも知れません。
次回は快適な新幹線で移動式故郷のマイ便器を持ちETさんの故郷に錦ならぬ便器を飾りたいと思っています。