6月23日は相方のETさんこと朝子さん
【LINK】の30歳のお誕生日です。皆さんで祝ってあげてください。
ということしか僕は貧乏なのでできません。無理をすれば千円ぐらい、いや1万円ぐらい、いやいや10万円ぐらいまでのプレゼントはできます。
すみません。ウソ言いました。千円が限界です。そんな千円が限界な男の僕にETさんから、あれが欲しい、これが欲しいとメールが届きます。
最近は指輪。
それも結婚指輪らしいのですが百万円もするので、僕の肝臓を売っても足りません。
指輪といえば以前、4年ほど前の誕生日の時にETさんに手作りの指輪をプレゼントしたことがあります。
お勤め帰りの彫金教室というのに通いました。生徒が10名程度いましたが男性は僕一人だけでした。3週間も通いました。
女性は皆さん自分の指輪を作っていました。
ETさんに内緒で通ったので指の太さが分からなく、取りあえず僕と同じ左利きなので指のサイズも同じだろうと思い、女性と言うことで僕の指よりも少し小さめのサイズの指輪を作りました。
大きすぎたのか今では行方不明です。
このようなことがあったせいか今では、しっかりプレゼント恐怖症です。けっしてお金が無い訳ではありません。
あげて無くす。イコール恐怖です。しかも貧乏。
ただ、貧乏ですがでも何かあげたい。その気持ちが大切だと思うんです。
気持ちのプレゼントといえば、小学生の頃、僕の家はちょっとしたプチお金持ちでした。僕はすき焼きが嫌いだったので僕だけ晩御飯はステーキを食べる、食後は福寿司でお寿司の出前。
カウンターで食べる時の〆には「ウニとウニ巻きください。」
という程度のお金持ちです。体重が小学5年生で70キロを越えていました。春夏秋冬半ズボンです。という程度のお金持ちです。
そんなお金持ちだった僕は毎年、自分の誕生日には友達を10人ほど招いてお家でお誕生日会をしていました。
みんな500円〜1000円程度のプレゼント。プラモデルだったり、文房具だったりをプレゼントとしてくれました。
プチお金持ちだったせいかしっかりと憶えていません。
しかしササちゃん一人だけ「ファミコンのカセット、マリオブラザーズを2週間貸す」というプレゼントでした。
スーパーも出ている時代なのに普通のマリオ。でも僕は普通のマリオの方が好きです。
2週間後返そうとしたら、おばあちゃんの字でカセットの裏に「松田弥」と油性のマジックペンで僕の名前が書いてありました。
レンタカーのマーチのボンネットに「まつだわたる」と油性マジックで書いたら後々大変なことになります。
他の人のプレゼントは憶えていませんが、ササちゃんのプレゼントだけはしっかり憶えています。
ある意味、お金では買えない心に残るプレゼントでした。
ということで僕も31歳になりました。マリオプラザーズを貸したい心境ですが、マリオすら持っていません。
31歳なんでここはちょっとお洒落に僕のアイポッドを3日間、貸すというのでどうでしょうか?最新の全米ビルボードチャートの曲を網羅しています。
よく使っているので3日貸すのが限界です。そして一つだけお願いがあります。
アイポッドに決して名前は書かないでください。やりかねないのでお願いします。それは犯罪です。