小学生の5年生の時に、おっぱいがものすごく大きい同級生の女子がいて、その子をみんな男子はパイパイちゃんと呼んでいた。
「でっけぇ〜。」パイパイちゃんの顔を見るよりも自然と胸に目が行く。
性的な感情というよりも、ただ無邪気に触りたい。やわらかだろうなー。触りたい。
この世に男子として生を受けたものは、とにかく触りたかった、と思う。純粋に触りたかった。
パイパイちゃんはそんなにカワイイという訳ではなく、おっぱいが大きくなるまではどちらかと言えば地味な存在。
ただ日に日にパイパイが大きくなっていき、一躍男子注目の的に。
そんなパイパイちゃんは嬉しいことか三学期、僕の隣の席になりました。
当然三学期の成績が下がったのはゆうまでもありません。
椅子から転げ落ちるフリをして、パイパイちゃんの胸に触れたことなどもあります。でも鷲づかみする勇気はなく一瞬のタッチなんで感触はほとんど分からない。
もう少し僕に勇気というものがあれば…。今ぼくは犯罪者だったろうに。そう思うと残念です。
パイパイちゃんの胸の谷間はお尻のようでした。
挟まれたい挟まれたい挟みたい挟みたい。
周る〜♪周る〜♪時代は周る〜♪出会いと別れを繰り返し〜♪
授業中ずっとパイパイちゃんの胸のことを考えていました。
パイパイちゃんが前かがみになると、ちらっと大きめの乳輪が見えたことも…。
子供の頃に覚えたことは意外に忘れないもの。大人になった今でも掛け算を覚えているように、今でも乳輪の大きさや色を鮮明に覚えています。
おっぱいがでっかいと乳輪もデカイ。やはり科学は間違えではなかった。
春になったある日のこと。まだ寒いのに、半そでを着たパイパイちゃんが授業中。
「これ分かる人手を上げて」
パイパイちゃんが手を上げたところ、そでの奥の脇の下には毛が生えていました。結構生えていました。
僕はびっくりしました。初めてだったんです。女性の脇毛を見るのが…。女の子が脇に毛?純朴無垢な僕は女の人は脇に毛が生えないと思っていたからです。
すごくびっくりしました。
なんだか僕は見てはいけないものを見てしまったように感じパイパイちゃんに対するその後の見方も変わりました。
何だか脇毛が生えているパイパイちゃんが可愛そうに思えたんです。
男子はみんな揉みいてぇ〜とか言っている。そんなパイパイちゃんの脇には毛が生えている。僕らはなんて幼いんだろう。
その4日後まだサクラが咲く前のことでした。僕のおちんちんに1本の毛が生えました。
何だか大人になったようで嬉しかった。
それを翌日友達に見せて自慢したところ引き抜かれました。
毛を抜いた友達が「ご、ごめん。抜けちゃった…。」
毛を見せびらかした僕が悪いんですし、彼の本当に申し訳ないという思いが伝わってきたんで僕も怒りませんでした。
僕の大人は1日持たずに終わり、そしてまた子供に戻りました。