スローフード推進派。
2003/10/22 スローフード推進派。

以前お昼休み1時間にイタリア料理のコースを食べた時の失敗をふまえて今回はお昼休みにフランス料理フルコースを食べることにしました。

何度も言いますが、同じ失敗を繰り返すということはお頭の弱い人間のすることです。というわけで、今回は3日前に予約をいれてお昼休み10分前に「すいません。ちょっとお腹が痛いので、すいませんがこのままお昼に行ってきます。すいません。」

こうすることにより目的のお店に行く時間にあてがう事ができるのです。我ながら賢いですな。

お昼にフランス料理など食べる変人はいないだろうと思いながら、お店に入るとお店は女の方で溢れていました。まあフランス料理のお店といえど田舎ですからマダム相手に商売をやっているようなおふらんす料理店。

前菜は、カルパッチョが出てきました。カルパッチョはイタリア料理だと思うんですが、なんせマダム相手のお店。美味しければいいのです。

しかし味わっている暇など御座いません。なんせ元の場所に帰る時間を差し引くと午後12時45分までにはお店をでないといけないのです。味わっている暇など御座いません。

3分の1ほど食べてすぐさまナイフの刃を外に向けて、この皿は味わった次ぎの皿を早くもってこいポーズを取りました。この日のためにインターネットで調べてテーブルマナーを学んできました。

それなのにここの店員さん。気付かない。僕が必死にナイフの歯を皿の外に向けているのにです。

アウチ!と思い横の席を見ると、お上品と云う厚化粧をしたマダムが、鴨料理に舌鼓を打っています。

そのマダムが連れのマダムに向かって、「あ〜。美味しい。このお肉なんのお肉かしらね?」

「ダチョウ?」

カモカモカモカモ。どうみたってカモじゃないですか。お店にとって奥さんが。上手いこと言った!自画自賛。しかしそんなこと思って横の席を気にして人間観察している場合じゃないのです。このままではデザートまでたどり着けない。まだ3品目。全部で6品のコースです。



「早く次ぎの料理を持ってきてください。」と言える雰囲気じゃないし、料理ができていないかも知れない。しかも時計を見たら午後12時半。

そこで僕は女の店員さんに向かって小さく挙手をし呼び寄せました。

「あの〜急用ができたので、すいませんがお会計したいのですが…。」

「あ、そうなんですか。それならば、残りのお料理の方はお持ち帰りになさいますか?」

え!?持ちかえれるんですか?っていうかもう料理が出来あがっているんですか?僕が唖然としていると、女の店員さんが、

「タッパーにお入れしますね。デザートの方なんですが、アイスクリームを使ったものは溶けてしまうので本日のケーキをお入れします。」

5300円を払いタッパーに入れたフランス料理を持って外にでた。値段は高いのか安いのか分からなくなっていた。席を立つ前に横のマダムが言っていた言葉が耳に残った。

「これってなに料理なの?」

看板にはフランス料理って書いてありますけど何なんでしょうね?もっとお店を調べてくるべきでした。それよりもこういうお店にお昼から来ている人って何をしているんでしょうかね?あ、僕は主に馬券で生きています。いや死んでいます。

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