ETさんの携帯と僕の携帯が仲良く水没しました。二人して携帯電話が使えません。困った。
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競馬場に毎週土日通っていた頃に毎週のように見かけた、見た目35歳過ぎ、ミスターオクレさん似のお兄さんを帰宅中の電車で見かけました。
そのミスターオクレ似のお兄さんは毎週土日に多摩境という駅でいつも決まったドアから中日スポーツいわゆうるトウチュウと有隣堂のビニールの手提げ袋を持ち乗車してきます。
そしていくら空いていても決して座ることなく競馬場までの約10駅をトウチュウを立ち読みしながらいきます。
8年ぐらい前からオクレさんとは同じ電車に乗って競馬場まで行っていました。競馬場についてからはどこにいるのか分かりません。
年に何度か代替競馬と行って月曜日に競馬があるのですが、その時も決まってオクレさんは多摩境駅から乗車してきます。
普通月曜日といえばまっとうな人間は勤労の日でありますが、オクレさんはいったい何をしているんだろう?
普通ならこの人はダメ人間だと思うのですが、僕は毎週同じ時間に同じ電車に乗って競馬場に行くオクレさんをなんて勤勉な人なんだ負けていられない。
心のライバルに設定しました。
心のライバルに設定してからの2年間はオクレさんは虚弱体質ぽっいにも関わらず毎週同じ電車に乗車してきたのですが、何度かオクレさんを見かけない日がありました。
そんな時、まったく接点のない赤の他人ですが、「いったいどうしたんだろうか?」と一日中心配をしました。
翌日の日曜日にオクレさんが何事もなくトウチュウと手提げ袋を持ち乗車してきた時に、昨日はどうしたんだよいったい!がんばれよ!と心の中で激励したことが何度かあります。
今年に入ってから僕は引っ越してしまったので同じ電車に乗ることもなくなりました。また毎週競馬場には行かなくなりました。
引越し前の最後の競馬場に行く日、オクレさんに「もう会うこともないでしょう。僕は脱落しますががんばってください。」
オクレさんは僕のことなんて知らないでしょうが心の中でエールを送りました。
そのオクレさんを半年振りに帰宅中の電車で見かけました。
オクレさんは背広を着ていて手にはトウチュウではなく京王スーパーの袋をぶら下げて袋からネギが見えていました。
オクレさんの見てはいけない部分を見てしまったようで何だか罪悪感を抱きました。
オクレさんは独身?なんとなく独身なのも分かるような気もしますが、オクレさんはオクレさんで楽しいんだ!きっと。
8年越しにオクレさんと目が合った瞬間、オクレさんは時効前の犯人が刑事を避けるように可及的速やかに車両を移動しました。
オクレさん僕のこともしかして気づていたんじゃないか。一度も会話したことがないけれど、オクレさんは僕を知っていたんじゃないのか?
僕は同性愛者ではないけれど男同士でも恋のような甘酸っぱい感覚に陥るんだということを知りました。
その瞬間、恋の相談とかしちゃった幼馴染の子をある日突然好きになるように遅ればせながら8年経ってこれか恋だったんだということに気づきました。
オクレさんみたいな冴えない男性にその恋心と似た感覚を抱いたということは、恋とは、性別、その人の容姿や心ではなく、その人と一緒に過ごした空気なんだということに気づきました。
そして僕を避けるようにして移動するオクレさんの背中に「がんばってオクレ」
心の中でつぶやきました。
せつない失恋に似た感覚を味わいました。
土曜日に競馬コラムを書いています。なんの足しにもなりませんが、電気代を無駄使いしたい方はどうぞご覧下さい。
【LINK】▼
あさこさんが絶賛お仕事お休み期間中なのでアルピニスト、野口健さんの公演を聴きに行ってきました。
野口さんが公演の最後でホームページに掲示板があるので書き込んでください。と言っていたので先ほど公演の感想などを書き込もうと野口さんのサイトの掲示板を見に行った所…。
【LINK】どこかで見たことのあるアサコという名前があるではないですか。先を越されたせいか敗北感を感じました。
さてまあこの前、食べ放題に行ってきたのですが、そこのトイレで用をたそうとしたら大の方のドアから子供の声で、
「う〜〜〜〜ん!!!う〜〜〜〜ん!!!!」
という踏ん張っている声が聞こえました。子供だから食べ放題と聞いて食べ過ぎちゃったんでしょう。苦しみが手に取るように分かります。
お尻の穴がただ今フィーバー中でしょう。いやもしかしたら堅いうんちかなにかで叫んでいるのか?
「う〜〜〜〜ん!!!う〜〜〜〜ん!!!!」とまだ踏ん張っているだけなら良かったのですが、その後、「はぁ…。はぁ…。」
といかにも疲れましたというラマーズ法のような吐息が。
僕はその場には居たたまれなくなりまして用もたさずに席に戻りました。
その後、「う〜〜〜〜んううう〜〜〜ん。はぁ…はぁ…」というのがリフレインしてほとんど何も食べることができませんでした。
相手が子供といえど人がうんこをしている姿ほど食欲を減退させるものはありません。
ダイエットには他人がうんこしている姿を想像すると良いでしょう。
スタンドバイミーという映画でパイの大食い選手権に出たデブの男の子がパイを食べてゲロを吐くんですが、それを見たみんなが気持ち悪くなり貰いゲロをしてゲロまみれになるという話があるんですが、今回もそれに似たようなものです。
すみません。似ていませんでした。
そういえば昔、キャンプに行った時、どうしてもうんちをしたかったのですが僕は外で大ができないタイプなんです。
伊藤博文さんも外で大ができないタイプで国会の会議中にうんこがしたくなり、でも国会のトイレは使えないので会議を停止して家にうんこをしに帰ったというのを聞いたことがあります。
僕も同じタイプです。
だからキャンプ場でも新宿でも僕は変わらずトイレがあっても家に帰らないといけない。でもうんこしたくなるじゃないですか。
しかしトイレには行きたくない。帰る訳にはいかない。そこで我慢する訳です。そして我慢の限界を超えて我慢して家に帰ってうんこする。
もうあの時の大が出た時の僕の笑顔ったら世界一の笑顔です。たぶんみんな惚れます。
そしてあの限界近くまで我慢した時から開放された時の気持ちよさったらどんな麻薬も超えられないと思います。
麻薬は一度やったら辞められないといいますがうんこ我慢は一度やったらやめられません。
限界まで我慢して出す。
失敗することもありますが僕は元気です(魔女の宅急便ふう)
ポイントカードなんていうものがありますが、実家にいてお金が有り余っていた頃はですね。いやそんな時期はなかったんですけどね。
まあそれはさておき。
買い物して店員さんに「ポイントカードはお持ちですか?」と聞かれても出すの面倒くさいしそれほど買い物しないので「持っていません。」と応えていました。
実家を出て落ちている栗を拾って帰ってくるような生活をしてはいるんですが、財布に穴が開いているんじゃないかと思うほどお金がなくなるんです。
外食をするとすぐ二人で1万円は無くなります。あとでETさんと「そんなになに食べたっけ?」
そこで自分が苦しい時に、本当の友達の大切さを知るかのようにこのポイントカードってものの重要性に気がつきまして。ポイントカードが貯まっていく楽しさというのを知りました。
ヤマダ電機には来店ポイントサービスなるものがありまして。スロットの機械があるんですが、セブンが三つ揃うと1万円ぐらい貰えるんです。最低でも100円。
1日1回スロットできるらしいです。
もうそんなもの。昔だったらなんとなく恥ずかしくてやらなかったんですが、今は100円でも当たれば併設しているダイクマでカップラーメン買える。
ごんぶとが買える。
ホームレスのおじちゃんもヤマダに毎日通えばもしかしたらヤマダ来店ポイントだけで生活できるんじゃないのか?職業、ヤマダ電機通い。
というので毎日ヤマダ電機に通っています。ちょっとウソいいました。毎日はウソです。
しかし先ほどもいいましたが、ポイントが貯まっていくというのは嬉しいですね。ヨドバシのポイントなんて5000円を超えました。
8歳ぐらいのお姉ちゃんがお母さんに、
「そんなに持っているだから妹にもあげさない!」
そう言われているんだけれど、「あとであげる。」
妹は泣きながら「おねえちゃんのいじわる!!」
お母さんが「お姉ちゃんより良いの買ってあげるからね。」
お姉ちゃんえ!なにそれ!という表情。妹してやったり。
休み明けで冴えない喩えですが、そんな感じで使えばいいもののポイントを使うのがなんだか勿体無くて使えないんです。
ポイントカードを貯める喜び。そのために他店よりちょっと高くてもヨドバシで買います。確実に現金は減っているですけどね。
この消費者心理をヨドバシさんも気づいているんじゃないんでしょうか?宗教みたいなものですよ。カルマがあがるみたいな。
「ポイントは見せかけだけのジュリエット」
買い物ってたぶん満足感を買うんだと思うんです。意味が分からないけどなんだか素敵な歌詞にありそうな「見せかけだけのジュリエット」と日記に書けたので満足です。
安いもの買ったとか。ポイント貯まったとか。良い物が買えたとか。
ということで僕は先日書きましたように自転車という満足感を買うためにネットで検索しまくっていたらノイローゼになりました。寝れません。
ETさんに「買えばいいじゃん。」
僕もそう思うんですが買ったらオシマイのような気がしてなかなか買えません。
好きだった女の子を手に入れた時、情熱が空虚感に変わる。
僕はそれを知っている。だから僕はまだ愛せないんだ。
恋愛は思っているうちが花。
「君を検索しているんだ!!」
そう検索しているうちが華。
グーグルで毎日、「○○さん 美人 萌える 今日の晩御飯」
と検索。それが心に響くんです。
しかしこれはちょっとストーカーですね。
ということで僕は買い物ストーカーかも知れません。
路駐している自転車を見て、
「このサドルかっこいいなぁ〜!フレームのラインがジェニファー・ロペスのお尻みたいだ。」
日記に書いてみてこれはかなり危険じゃないかと思いました。早く自転車を買うことにします。
久しぶりにマツザワくんと競馬場に行ってきました。
彼は3連単一点買いで万馬券を的中する凄いことをしました。このことがどれだけ凄いかといいますと、風船おじさんがまだ生きているという確率ぐらい凄いことです。
すみません。無理やり喩えました。ちなみに僕も二週連続満州です。
そのマツザワくんにうんちに集るハエのようにご馳走になりSうらくんもハエのように来まして楽しい一日でした。
マツザワくんが、ラスタというラーメン店を検索していたら僕のサイトを見つけた。そう言っていました。
それを聞いてハンドルネームというニックネーム的なものを使いネットで活動することも無くなるかも知れないなと思いました。
例えば、知人に音楽好きな人がいたとします。彼のサイトを探すのは、彼の音楽の好みやその他の情報を検索フォームに入力して探せば簡単にたどり着けてしまうことでしょう。
ハンドルネームにしていても身近な人などが日記を読めば「この人、会社の○○さんでは?」と分かってしまうことでしょう。
そもそも昔はネットでサイトをする人というのは同じ趣味の人を探すためにサイトをする。内容的には外交的。
でも現在は身近な人に見せるためにサイトをする。内容的には内向的。でも趣向は外交的。
どちらが楽しいのか分かりませんが、とりあえず「
まつだわたる」とひらがなで検索したら同名異人のまつだわたるさん(ひらがな)がいらっしゃいました。
もしマツザワくんが同名異人のまつだわたるさんのサイトを僕のサイトだと思っていたら、それはそれでそっとしておこうかと思っています。
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自転車を買おうと思いまして、調べていたらあることに気がつきました。
今まで僕はママチャリのことをナマチャリだと思っていました。
子供の頃から僕の耳が遠いせいかみんなが言っているママチャリのママの部分がナマと聞こえたんです。
いや、何度かママと聞こえたこともありましたが、なんだママチャリって?ナマじゃないのか?
シンプルだし生のチャリンコじゃないのか?
でも微妙な感じだったのでその時「なんだよ?ママチャリって?ナマチャリだろう?」
とは言い返せませんでした。
それ以後、ずっとナマチャリと覚えてきたので今回ナマチャリを買おうと思い「
ナマチャリ」と楽天で検索したところ出てきませんでした。
これはもしやナマチャリではなくママチャリなのか?長年の疑問の扉を開くべく、僕は検索した所…。
ナマチャリは一向に出てこなかったので、目移りしましてクロスバイクというジャンルの自転車を購入予定です。
で僕のお目当ての自転車はパパチャリというそうです。
ネットで文字を見て良かったと思います。もしパパチャリを耳にしただけだったら、バカチャリと憶えていたかも知れないので。
バカバカ走るからとかそれらしい後付の理由もつけて。