「崎陽軒のシュウマイ弁当を買ってきて。」
祖母は九官鳥のように言います。
「もう誰も食べないよ。」
というと、祖母は崎陽軒のお弁当がベストオブザベントだと思っているらしく「あれは美味しいんだ。みんな好きだ。」
僕も崎陽軒のお弁当を買ってくるのは面倒くさいしお土産で買っていっても「わたるくんが食べていいよ。」
結局は僕が食べることになります。美味しいとは思うんですが、毎度毎度、崎陽軒のシュウマイ弁当を食べるというのも限度があります。
祖母が買い物に行くと必ずお土産に崎陽軒のシュウマイ弁当を買ってきます。昔からそうでした。
僕に「ほら、食べな」そう言って崎陽軒のシュウマイ弁当をくれます。
僕が小学生の時に祖母が崎陽軒のシュウマイ弁当を4日続けて買って来たことがあったのですが、若いうちの苦労は買ってでもしろという教えかと思いました。
祖母は親切にもその崎陽軒のシュウマイ弁当を電子レンジで温めてくれるのですが、中に入っている杏子とさくらんぼは温めると異様な臭いになります。
なんでお弁当に杏子とさくらんぼが入っているのか意味が分かりません。僕はお弁当に杏子とさくらんぼが入っているそれからして許せなくなってしまっているのです。
それにカジキマグロの味噌付けみたいなものも入っているのですが、口がパサパサになります。唐揚げは好きだったりします。
あの俵型のご飯は温めて食べるよりも冷えていた方が絶対に美味しいと思うのですが、父も温める派らしく崎陽軒のシュウマイ弁当を温めます。
僕が「それは温めて食べるとマズイよ。」というと父は「オレは温めるんだ。」
そういえば忘れていました。父もデパートに行ったら必ず「崎陽軒のシュウマイ弁当を買おう。あれは美味い!」
下手をすると祖母と父で1日1個は家に崎陽軒のシュウマイ弁当があるかも知れません。カンパンのような非常食みたいです。
父と祖母は仲が良くなく普段は会話すらありません。父が年間360日以上仕事に行くのは、「オフクロと一緒に家にいると息がつまる。」からだと言っていました。
でもそんなこと言ってもやはり実の親子。会話なんてなくても崎陽軒のシュウマイ弁当で親子の仲は繋がっているんだなと思います。この世で血の繋がりの次ぎに濃いものは味覚の繋がりかも知れません。
僕が車の運転をしていると助手席でETさんが「あれ?ない?」
とそわそわし始めました。そこで僕が「どうしたの?」と言ったらETさんが、
「とった?」
僕は何のことやら分からないので「なに?」
そうしたらETさんが「あった!」と席の下から自分の財布をみつけました。
ちょっと待ってください。「とった?」って先ほど僕に聞きませんでしたか?
ということは僕がETさん、いやいやいやいやアサコさんの財布を盗ったってことですか?盗んだってことですか?
最初は「取った?」だと思いました。
競馬かな?と思いました。でも競馬の時間じゃないし…。ハズレたってさっき言ったし…。
写真の「撮った?」かな?とも思いましたが、まさか「盗った?」という漢字が出てくるとは…。1等賞を当ててもずく酢を貰うぐらい意外でした。
そんな…いくらお金に困っているからって…。って困っていません。困っていても盗りません。
もし僕が盗ったとしたらそれは君の心ぐらいしかありません。すみません。泥棒扱いを受けて取り乱しました。でも面白い僕だから許して下さい。
ETさんは僕の良い所は「ウソをつかないところ。」と珍しく真顔で言ってたじゃないですか。
ウソどころか僕は泥棒ですよ。嘘吐きは泥棒の始まりということは僕は終点ですよ。何もかもジ・エンドです。
しかも「盗った?」と僕に聞いたときのETさんの目はまるで刑事が、
「お前やったんやろ!白状しいや〜!カツ丼食うか?」
もし盗んでいなくてもあの大きな大きな目で見られたら「はい。僕が盗りました。」
そう言ってしまいます。
自分の財布を見つけたETさんは中身を確認していました。
いや、分かっています。ETさんの財布に珍しく福沢諭吉さんがいたことも知っています。ETさんの財布に諭吉さんがいらっしゃったのは3ヶ月ぶりぐらいに見ました。でも僕はしてまへんがな。
確かにです。「ごめん。お金出して。」ということもあります。情けない27歳です。でも人様の汗水垂らして働いたお金に手をつけるなんて。そんな子に育てられた憶えはありません。
そんなことそんなことオラは…オラは…。天変地異に誓ってしてまへんがな。
ということで少々誇張しましたが今日の日記でした。きっとこの日記のオチはETさんがこちらで
【LINK】つけてくれることでしょう。いひひ。
僕は歴史小説が好きで司馬遼太郎さんの1400年以降を扱った本は殆ど読んでいるんですが、1400年以前の話は敬遠していました。
1400年以前の日本の歴史というのは一言で例えると人間が能面のようで面白くないというイメージがありました。
しかし今年の大河ドラマが義経というのを聞いて司馬さんの「義経」を読んだのですが面白かったです。弁慶とか那須与一とか八艘跳びなど、その程度の知識しかなかったのですがその話がいつ出てくるのか待ち遠しくて一気に読んでしまいました。
幕末物が好きだったんです。人斬り以蔵とか。なんとか剣とか。でも今回でよく分かりました。僕は歴史小説が好きなのではなくて【必殺技】に弱いんだと。八艘跳びは真似をしようかと思いました。
これは子供の頃、キン肉マンやキャプテン翼などの漫画が禁止だったためエッチな本を読むように隠れて読んでいた影響かも知れません。バネも跳ぶ前に縮む。抑圧されると反発するものです。
キン肉バスターとかロメロスペシャルとか。立花兄弟のスカイラブハリケーンは弟と二人で家の中で再現して上でジャンプした弟が天井を突き抜けて、天井に大きな穴を作ってしまい怒られたこともありました。
誰でも簡単にできるのがオーバーヘッドキックですが、おもいっきり蹴飛ばしたら自分の顔にボールが直撃し鼻血が出たのはいい思いでです。
大人になってからもエッチな本に興味はないのですが、未だに必殺技に興味があるのは子供の頃の影響からかも知れません。
【銀牙〜流れ星 銀】という犬が出てくる漫画があるのがありました。
我が家の愛犬キャビに絶・天狼抜刀牙(なんて読むのか知らないが漢字は覚えている)という体を縦に回転させつつ突っ込み相手にダメージーを与える必殺技を憶えさせたいと思ってたのですが、残念なことにこの必殺技は身体的に無理というよりもキャビは気がやさしいので突っ込む所か逃げ出します。
せっかく僕も産まれてきたのですから死ぬまでにひとつ必殺技を完成させてから死にたいと思っています。
「おもろいギャグいうぞぉ!!」
とか。
いつのまにやらこのサイトも5周年。最近は前のような勢いもないのですが、一つのサイトを5年続けることは結構凄いことなんじゃない?と言ってみたりして。
というわけで5年という歳月は、ただ、ただ、過ぎ去っていきました。
■
初詣に行くとおみくじなんてものを引くと思いますが、僕は去年引いたおみくじで大凶というものが出ました。
小吉を引いたEてぃさんに大凶って珍しい!と言われ何だか悔しくてもう一度おみくじを引いたところ今度は大吉がでました。
僕はこのようにくじ運がいいんです。商店街でやるガラガラ回して出てきた玉の色で1等や2等を当てるというのがありましたが、僕はそれで1等を当てたこともあります。
「カランコロンカランコロン♪大当たり!」
と鐘を無されました。何を貰えるんだと思ったら扇風機でした。
このようなことがあってから僕はクジ運が良いというのは家族に浸透しているので、抽選会などある時に、「お前、扇風機当てたよな?お前がクジを引け。」
たった1回だけの1等賞なのにクジ運が強いというイメージになりました。
■
最近メールを間違った宛先に送ってしまうことがあります。送信ボタンを押した瞬間に気付いて「あ!」
今朝Eてぃさん送るはずだったメールを犬ぶくろの方に送ってしまい慌てて削除しました。
メールの内容が「おはようすこう。今日も元気にドラえもん祭り。」
改めて見ると意味が分からないものだったのでEてぃさんに送らなくて正解だったなと思っています。
取りあえず朝だからメールを送っておこうほととぎすということでEてぃさんにほぼ毎朝迷惑メールをしているのですが、最近モーニングメールに書くギャグがなくなってきました。
朝から笑顔でという優しい心遣いから取りあえずギャグを入れないとなと思うのですが、「おはようすこう。」を見たら朝から顔が引きつることでしょう。
落ち着いて見ると僕の限界を超えてしまっています。
でもこのギャグがないどうしよう…というような葛藤が楽しかったりします。ちなみに今日の夜のメールは「おやすみだ」と北朝鮮ふうで攻めてみたいと思っています。

僕が加山雄三さんでいう幸せだなぁ〜と感じることは、
テレビをつけたまま眠ることです。
なんだかすごく贅沢をしているなぁ〜と感じます。
ただテレビをつけっぱなしで寝たらもったいないので、
このぐらいの時間に眠くなるだろうと予測し眠りについた後、
テレビが消えるようにタイマーをセットして寝ます。
今日は贅沢するぞぉ!と意気込んで、何も買わずに帰ってくるような。
だけど僕はテレビを切る時、
8ちゃんねる(関東ではフジテレビ)にしてからテレビの電源を切らないと気になって眠れません。
6ちゃんねるで切ろうものならウナされます。
お金をたくさん財布に入れてきて資金に余裕があるはずなのに、メニューを見て「これフレンチ語?」何が書いてあるのか分からず凄く心配になるみたいな感じ。
これはもう物心ついた時からそうでした。どんなに急いでいても規則正しく8ちゃんねるにしてからテレビの電源を切ります。タイマーで消えるようにする時も8ちゃんねるじゃないと気になって眠れません。
いったいなぜだろうと思うのですが、丁度真ん中だからかな?と思っています。と思ったら真ん中じゃなかった。まあきっかけはフジテレビということで。
■
僕の携帯の着信はウォーリーを探せみたいに上から下までETさんの名前ばかりでした。
そのETさんから先月までは鬼のように電話がかかってきたのですが今年に入ってからというものほとんどお電話がありません。
僕は電話が好きではないのでETさんから携帯に電話がないと鳴かずの携帯になります。鳴ってもまず出ません。だから最近の着信といえば、松田侃・松田侃・松田侃と父ばかりです。
父との電話での会話といえば「お」「うん」「お」「うん」
モールス信号でもいいような気もします。
でも今まで電話が掛かってきたのに突然かかってこなくなると疑いが出てきます。もしかして何かの作戦かな?とか。
ほら、毎日かけていて突然電話をかけないと「なんで今日はかけてこないの?」
そしてもうあなたは恋に落ちているというマジック。
それか!それか!そのワザか!負けない!わたしまけましたわ(反対から読んでもシリーズ。真似した。)そう言わせたいんだ!
あれだけ話せば話すこともなくなるよな〜。ETさんとの電話を切ったとき、喉が痛いな風邪かなと思ったらただ喋り過ぎで喉が潰れただけだったり。別に電話で話すような機密事項もないしな〜。
ゴキブリも毎日会っていていきなりいなくなると気になるものですが、ETさんから電話がなくなって気になっていました。でももう諦めていました。人間諦めが肝心です。
そして今日、ETさんと会って話していたら携帯を買い替えたいという話題になり、ETさんが「先月さ〜。電話代が15000円になっちゃって。」
解決。
スーパーのレジでカワイイ女の店員さんからお釣りを、

こんな感じで投げるように渡されました。
カワイイと思ったのは何だったのかひどくその女性が不細工に見えました。
僕の手はそんなに汚いのでしょうか?
実際は綺麗ですよ。チャーミーグリーンとか使っていますよ。手を繋ぎたくなりますよ。
なんだかちょっとショックです。抱きしめてとは言いません。
レジも一種のサービス業なんですから、そっと手を握ってお釣りを渡して欲しい。
愛しているなんて言葉はいらない。そっとそっと僕を温めて欲しい…。
その手をギュっと握る行為だけでどれだけ僕が幸せになれると思っているんですか!
ってそんなこと知ったことではないですね。
父も、「手に触りたくないのか落とすようにするつり銭の渡し方は腹が立つ。オレは汚いのか!」
と怒っていたことがありましたが、実際の父は汚いです。だから僕も汚いということですね!
もうこうなったら中途半端につり銭を落とすように渡すのではなく投げつけて欲しい。そうすれば「ああ、こんな時代なんだ。こういうプレーなんだ。」と諦めもつきます。
そう、強く投げつけて欲しい。罵倒して投げつけて欲しい。
お客の僕に「このあばずれめ!なんだい?私をどう思っているんだい?何様だい?」とかいいながら。そして僕が「もっと強く!もっと強く!投げつけてください!!」
だけどお札の場合は投げつけられない。そこでお釣りがお札の場合は「もっと細かく!もっと細かく!細かくしてください!!」
そして店員さんが「はい。時間です。プレーは終わりとなります。9800円です。」
1万円を出して200円のお釣りを店員さんから優しくもらう。本当は投げつけて欲しいのに…。
ということで今日はこんなプレーを考えてみました。
プリッツエルといえばブッシュ大統領が喉に詰まらせて死にそうになったお菓子として有名ですが、僕はプリッツエルというとETさんを思い出します。
ETさんと出会った当初、「クッツにあるプリッツエルほんと美味しいんだって!食べさせたいな〜!」とプリッツエルが美味しいと何度も何度も連呼していました。
去年の11月、ETさんがニューヨークに里帰りしたので、あれほど食べさせたいと言っていたプリッツエルをお土産に買ってくるのかな?と思いきやそういことはありませんでした。
プリッツエルをお土産にできない理由は生物だからということでした。
ということで僕は名前は知っていても実物のプリッツエルというものを知りませんでした。
日本ではプリッツエルと言っても馴染みがなく知らない人も多いことでしょう。僕もプリッツエルってパンに近くベーグルみたいなもの?という程度の知識しかありませんでした。
去年の12月、成城石井という輸入のお菓子がたくさん置いてあるスーパーでいろいろな種類のプリッツエルを見つけました。
「あ、こういうのがプリッツエルか。乾燥してるんだ。」
プリッツエルを見ていると頭の中でETさんが「プリッツエル美味しいんだって!!」という声が聞こえました。
気がつくとプリッツエルを買っていました。
それを食卓に置いておきました。翌日思い出してプリッツエルを食べようと思ったところどこを探してもプリッツエルがありません。
母が犯人だと思い「ここにあったプリッツエル食べたでしょ?」
「あ、あれね。おじさん(父のこと)が美味しい、懐かしい味がする、美味しい、懐かしい味がすると言って全部食べちゃったよ。」
父が仕事から帰宅していきなり「お前、あのカンパンみたいなのどこで買った?あれ美味いな〜。」
「あれ、プリッツエルって言うんだよ。ほらブッシュが喉に詰まらせものだよ。」
「あ、あれか。分かった。で、なんだ?プ、プリエールっていうのか?また買ってきてくれ」
それから我が家の食卓には常備プリエールがあるようになりました。
父は1袋を1日で、
「これだよ。これ。ビールに合うな。プリエールは美味いな〜。」
と言いながら洗剤っぽいネーミングのお菓子を食べています。
ジョギングをしていたら初老の男性に呼びとめられた。
「君、よくジョギングしているでしょ?」
この場所はよくホモが出る場所で有名なため僕は警戒しながら、「はい…?」
「これ君の足跡じゃないかな?」
おじさんはアスファルトを指を差し言った。指を差した先にはアスファルトなのに少し掘れている場所があり、見ようによれば足跡に見えなくもない。
「僕…のですか?」
僕はまだこのおじさんがそっち系の人ではないかと疑っていた。
「君、10年以上前からここでジョギングしているでしょ。」
「あ、はい…?」
新手のストーカーという疑いも出てきた。10年以上走っているといろいろなことがある。ジョギングした後に休んでいたら「君、何しているの?寂しそうだね〜。」
そう言っていきなり中年男性に足を揉まれた。「いい足してるね〜。」一瞬硬直したが、勇気を出して逃げた。
また女の子に「毎日走っているでしょ?」その後、一ヶ月ぐらいその女性に話しかけられて「ね。私達付き合っているんだよね?結婚しよう。」
そのような過去があった。だから僕は初老の男性を信じることができなかった。
「君が毎日走っていたからアスファルトが掘れたんだね〜。」
アスファルトが足の形に掘れることなんてあるのかと思った。僕はそのくぼみに自分の足を重ねた。くぼみの形にぴったり足のつま先が収まった。僕は足の大きさが24.5cmしかない。これは僕の足跡かも知れない。。
初老の男性が、
「私はね。10年ぐらい前に犬を毎日同じ時間に散歩させていてね。毎日走っている人がいるな〜と思って見ていたんだ。」
「あ、はい。毎日走っています。いや、正確には今は毎日走っていませんが10年前は毎日走っていました。」
「凄いなと思ったんだよ。台風の時も雪が降っている時も走っていたからさ。」
そうだった。僕は15歳から走り始めた。動機は女の子にもてたい。僕は体重が110キロあったので痩せようかなと気楽な気持ちで走り始めた。
ジョギング1日目は100mしか走れなかった。二日目は150m走った。三日坊主で終わるものだと思っていた。だけど何時の間にか毎日走っていた。動機が不純なほど続く良い例だ。
オリンピックに出るという目標がある訳でもなく、ただ一つ。どんなことがあっても毎日ここを走ろう。雨の日も雪の日も時には長靴を履いてジョギングをしていた。
久しぶりに会った知人が「まっちゃん病気じゃないのか?ガンなのか?死んじゃうのか?」
気がついたら110キロあった体重が59キロまで落ちていた。立ち眩みがしたこともあった。
アスファルトに足跡がついていたなんて気がつかなかった。
「気付きませんでした…。」
僕は初老の男性に言った。
「3年…。私が飼っていた犬が車にひかれて死んでね。今日がその日なんだ…。」
僕はおじさんの突然の告白にどう応えていいか分からなかった。おじさんが話を続けた。
「まあね。たかが犬なんだけどね。この場所には3年ぶりに来た。来たくなくてね。そこで君がいてね…。」
「そ、そうなんですか?僕の足跡にはいつ気付かれたんですか?」
「この足跡は6年ぐらい前からあったよ。なんで気付いたかっていうと、コロが…。犬ね。犬。コロがこのくぼみにいつもウンチをしてね。」
僕は青ざめた。ということは僕は毎回、うんこカスを踏んでいたってことじゃないか?
そんなことは聞けなかった。僕は取りあえず「ありがとうございます。教えて頂いて。」知らない方が良かったかもなと思った。
「良かった。今日は来て…。ごめんね。ジョギングを止めてしまって。そういえば今日はいないようだけど君と一緒に走っていた犬は元気?賢い犬だよね。一緒にジョギングをして。」
キャビのことだ。そう。僕がジョギングを始めて4年ぐらい経った頃、家にキャビがきた。そしてキャビも毎日僕と一緒にジョギングをするようになった。
最近はキャビも人間の年齢に直すと60歳をゆうに超えているのでジョギングは週に3回以上はさせないことにしている。
「家で寝ています。」
「そうなんだ。あれは頭のいい犬だね。君にぴったりついて走っているからね〜。宜しくと伝えてね。」
おじさんは嬉しそうにそう応えた。
「それじゃあね。元気でね。」
おじさんはそう言って去って行った。アスファルトのくぼみを見た。本当にこれは僕の足跡なのか?毎回同じ場所を踏んで走っていたなんて不思議でならない。
元々あったくぼみかも知れないが、それはそれで大切なくぼみだ。
父がお勧めする焼き肉店に行きました。
「な、美味いだろ。」
たしかに美味しいのですが何か喋るたびに「な、美味いだろ。」
そして途中から父は酔ってきたのか、
「焼き肉はぱっと焼いてぱっと食わないと。しつこいな〜。最初来た時は美味しかったんだけどな…。」だんだん発言が弱気になってきました。
僕は、「最初だから美味しいけど。。。」
父は、「あ〜そうか。最初は美味かったんだけどな。でも安いんだよ。普通焼き肉を家族で食べると2万ぐらいいくだろ?」
母が会計をするので僕と父は先に店を出ました。父が、「オレ飲んだし3万円ぐらいいっちゃうかもな。最初来た時は美味かったんだよ!」何だか弱気な父。
会計を済ませてきた母が「1万円で済んだわよ。」
それを聞いた父は自分に言い聞かせるように、「うん、美味しかった。」
■
おばさんが「ETさんのご実家はクリーニング屋さんをやっておられるだってねぇ〜。」
ク、ク、クリーニング??ほわっと??ほわい?あいどんの〜??
どこからそんな間違った情報が!!!!違います。違い過ぎます。使用前使用後ぐらい違います。昔と今のマイケルジャクソンぐらい違います。
「いや、違うよ…。」
「おばあちゃんがそう言っていたから」
「クリーニング屋さんじゃないよ。。。なんで?どうして?」
「おばあちゃんボケちゃったのかしらね〜?」
おばあちゃんとは競馬以外の会話は最近していませんし、デビルマンは誰なのかも知らない状態のはずです。そういえば前にもこんなことがありました。
母が、「おばあちゃんETさんの写真を見たことがあるって。」
そう言っていましたが、おばあちゃんに写真を見せたことがなければ僕はETさんの写真すら持っていません。ETさんの写真があるとしたらそれは僕の心の中です。
ということは僕の心の中を覗いたということですか?(今年もこんな感じですみません。)
本当にボケてしまったのか…。それはそれで心配です。
■
「ETさんのサイトが消えてますけど?」
というメールを頂きました。ETさんは朝今昔物語
【LINK】というサイトで元気に生きていますのでそちらをご覧ください。その他に、
「たまにETさんの日記の方が面白いので頑張ってください。」
というメールを頂いたので、ETさんにここで日記を書いてもらおうと思ったんですが、「きみいて。で書くのイヤ。」ということで振られました。
まあでもそれは賢い選択かも知れません。面白いと言われると調子に乗りますので(お互い)
犬ぶくろ
【LINK】と松田の予想
【LINK】も気楽に更新していきます。
という訳で皆様にとり(酉)良い1年でありますように。本年度も宜しくです。そして明日はもう金杯(競馬)
本年も宜しくです。今年の豆腐は湯豆腐で。というような感じで今年も過ごしたいと思っています。本当はもっと真面目に将来のビジョンを考えなければいけないのですが、一番好きな豆腐料理は揚げだし豆腐です。