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2006年03月29日(水)14:55

入札しているだけでは面白くないのでヤフーオークションで出品をしようと思いました。

ゆくゆくはヤフーオークションで蔵ならず家を建てるぞ!!何にしようかな?と思っていたら相方のETさんが、

「ウォン・ビンの携帯ストラップがあるよ。」

おもちゃショーでETさんが貰ってきたストラップを出そうということになりました。

送料は無料にしようか?など初出品なので手探り状態。

ただで貰った物だしいくらぐらいになるか期待しないでいたら、終了間際に値が釣りあがって320円で落札されました。

千里の道も一歩から、たかが320円ですが嬉しいものです。

品物を落札者さんに送り儲かったね〜と。

「焼肉でも食べに行っちゃう?」と言っていたのですが、その日にETさんがヤフオクで出品したウォン・ビンのストラップ画像を見ていたら、

「これウォン・ビンじゃないかも知れない。」

イ・ビョンホン

「じゃあ誰?」

「イ・ビョンホンじゃない?」

セイセイセイセイセイセイ!!ちょっと待ってくださいよぉ〜!エビバディパッチョン!さぁ〜と顔が青ざめました。

「だって君がウォンビンだって言ったじゃん!」

パソコンで検索をしたらウォンビンさんだと思っていたストラップはイ・ビョンホンさんでした。

確認しなかった僕も悪いとは言え…。ETめぇ〜〜〜!!

ウォンビンっていえば韓国のキムタクというのは聞いたことがあります。

しかしイ・ビョンホンは顔が四角張ってペヤングソース焼きそばのパッケージみたいな輪郭だったのでおかしいとは思っていたのですが…。

まあ韓国のクロマティーとか似ても似つかなくてもよくあることなんでそういうこともあるよなと。

だけどこれがウォンビンじゃないなんて思わなかったです。もうウォンビンでいいじゃん。見ようによっては見えると。

もう送っちゃった後だしなぁ〜と。3日後落札者さんからメールが着まして。

「これはウォン・ビンではなくイ・ビョンホンさんです。」

品物と送料と手数料を返金して僕のオークション出品初体験はマイナス570円になりました。

ジャッキー・チェーンとデブゴンしか分からなかった僕が、ウォンビンとイビョンホンの区別がつくようになったのは収穫でした。

しかし一番の収穫はオークションに限らず売るというのは怖いなと思ったことです。



母が家に遊びに来ました。

我が家にある物を見ては母は、「これいくらしたの?」

まあこの「いくらしたの?」

と聞くのは昔からの母の癖みたいなもの。僕が靴を買っても「いくらしたの?」

母が帰った後にETさんに聞いたらETさんにも「いくらしたの?」

と聞いていたそうです。

ETさんが「このエスプレッソマシーンは7000円でした。」

と言ったら「あらそ〜安いはねぇ〜。」と言っていたそうです。

家中にあるものを見つけては「いくらしたの?」と聞いていたそうです。

なんの参考にするんでしょうか?あの人は。

しかし逆に母に「それいくらしたの?」と聞くと、「いくらだっていいじゃない。」と言います。

そう言う時はたいてい安物です。ただもう一つパターンがありまして。

「いくらしたの?」と聞くと、

「いくらに見える?」

そういう時も安物です。

どう見ても980円にしか見えませんが、

「1万円ぐらいかな?」と言うと、

「これ980円なのよ。」

どちらにしても全て安物です。

この前、母の財布が変わっていました。お父さんに買ってもらったと言っていました。いつもは中国広東省出身みたいな持ち物ですが、珍しく980円には見えません。

「いくらしたの?」

「いいでしょ〜。」

新しいパターンです。「いいでしょ〜。」はきっと高いんでしょ〜。

母が、「この財布の色、品がいいでしょ〜。」そう言いました。

「うんなかなかだね。で1万円ぐらい?」

「…。」

「2万円?」

「…。」

「3万円?」

「いくらだっていいじゃない。」

いくらでも良いのに聞く息子は優しいと思います。それが親孝行。とか言ったりして。



祖母が倒れて病院に行ったと連絡がありました。その前日、祖父が吐血して入院していたと聞いたので続くものだなぁ〜と。

祖母の病状は軽い心不全ということで翌日にはみんなで焼肉を食べに行きました。

このサイトを始めた7年前はばあちゃんがスケボーをやって脚を痛めたというようなことを書いていましたが、それを読み返し、愛犬のキャビも死ぬんだろうなと思いなんとなく寂しいような気持ちになりました。

しかし日記というのは凄いものですね〜。それが良いのか悪いのか別にして7年前のことが鮮明に蘇ってきますから。

犬は3日飼ったら飼い主のことを一生忘れないと聞きましたが、日記も3日つけたら飼い主のこと忘れませんね。

上手く言おうとして失敗しました。



すみません。女性も見ていらっしゃると思いますが、申し訳ないのですがタマタマがですね。とてつもなく痛いのです。原因は自転車だと思うのです。

この前に100キロ近くツーリングしたのですが、タマタマもツーリングしちゃったらしいのです。

意味が分かりません。

おしっこする時に痛いのでおしっこするのがおっくうです。それに輪をかけておしっこが老人以上恋人未満に近いので大変です。

良いサドルに変えてのことなので、穴あきにすれば良かったかなぁ〜と。おしっこするたびに後悔しています。

2006年03月22日(水)0:27

「東急の4階にある"きっちゃてん"なんて名前だったかな?」

とおばあちゃんに聞かれました。きっちゃてんというのは喫茶店のことです。

「カンタベリーカフェじゃないかな?なんでどうして?」

おばあちゃんは、

「いや〜この前、堀内さんいますか?と電話があってね。」

堀内はおばあちゃんの旧姓です。

「誰かなと思ってたら小学校の同級生だった。それで今度、町田で会うことになってね〜。」

おばあちゃんは81歳なので同級生ということは、70年ぶりの再会ということになります。

僕が、「相手の顔は分かるの?」と言ったらおばあちゃんは、

「名前は分かるんだけど、相手の顔が分からないだろうからハンカチを手に持っていようということになった。」

喫茶店に80歳のばあさんなんてそうそういないから分かるんじゃないかな?と思ったのですが、

そのハンカチを持つというイベントを楽しみにしているようだったので黙っていました。

おばあちゃんが「わたる何色のハンカチがいいかな?」と聞いたので僕は、「黄色がいいんじゃない?」

来週会うそうです。その時まで二人とも健康で生きていればいいなぁ〜と思いました。

で、今気づいたのですが町田の東急4階にあるカフェの名前はカンタベリーカフェではありませんでした。マリアピアーネでした。

もうカンタベリーカフェで会うということを先方に伝えたそうなので、ここは黙って見守りたいと思っています。老女にはカンタベリーもマリアピアーネも同じに聞こえるはずです。

70年後の再会。会えなかったら…。それもまた運命です。

2006年03月10日(金)5:11

こんなに更新しなかったのは生まれて初めてです(岩崎恭子さんふうに)

とツカミにお年頃が現れているというかセンスが現れているところで、習慣きみいてから週間きみいてに変わったきみいてのはじまりはじまり。



蛯原なんとかとかいうモデルさんがいるじゃないですか。cancanかノンタンか知りませんがそういうファッション誌に出ているモデルさん。

その人蛯原なんとかさんがマクドナルド「エビバーガー」のCMで「えびちゃんバーガー」というので出ていましたが、あれ熊田さんだったら熊肉のハンバーガーで「クマちゃんバーガー1万円」

とかになったのでしょうか?なりませんね。最近そんなことを考えていたため更新しませんでした。



ETさんと暮らし始めて10ヶ月が経ちました。引っ越してきた当初は実家からテレビとテーブルしか持って来ませんでした。最初はそれで生活できるのかという思いもありましたが、なんとかなるもので、今では自転車が2台家の中にあり、そしてもう一台増えようとしています。

そんなに値段が高い自転車ではないのですが、室内で保管した方が、メンテナンスなどの面で便利なのでそうしています。

いわゆる「オサレ」な部屋を目指したのです。家具はココニオイテ…。しかし今では自転車をどう家に格好よく置くのか、模様替えの中心が自転車になってしまいました。

趣味とは怖いものだと思います。



そんなこんなんで自転車ライフを満喫しているのですが、カワイソウなことにETさんもそんなライフに付き合わされています。

家の近くは坂道だらけで、野猿峠という峠もあります。この前、初めて野猿峠を登ったのですが、僕は体力には自信があるのでETさんを置き去りにしてスイスイ登っていきます。

頂上まで登って後ろを振り向いてもETさんは見えなかったので、自転車から降りて押して登ってくるのかなと思いきや、しばらくするとものすごい真っ赤な顔をして、鬼のような形相で登ってくる人がいるじゃないですか。

その鬼はETさんだったのですが、「一度も立ち漕ぎしたなかった!」

負けず嫌いなETさんを見て今後怖いなとますます思いました。




サイトを始める7年ほど前に標語みたいなものを作りました。

「僕の父は万馬券を1点で取りました。その時ばかりは父を越せないと思ったものです。あなたの夢はなんですか?僕の夢は万馬券を1点で取ることです。」

ETさんあっさり達成。しかしよく当たる。この前も一点で78倍とか当てた。



子ぎつねヘレン

評価★

「子ぎつねヘレン」という映画を見に行ってきました。

僕は昔から緊張する場面とか変に笑ってしまう癖というか病気があるんですよ。

アメリカンジョークをどのタイミングで笑っていいのか分からないのと同じです。

泣ける映画らしく笑わないようにしないとなと覚悟をして行きました。

クライマックス近くになって、あっちですすり泣く声、こっちですすり泣く声。

前の席に座っていた親指に目を描きましたというような顔をしているおばさんから鼻をすする音が聞こえた時が一番面白い場面でした。

だから僕は笑いを堪えるのが必死で。ある意味これはコメディ映画ではないかと思って。

どこで泣けばいいのか分かりすぎてなんだかなぁ〜と。

そういえば、お葬式って笑っちゃいけないと思うから面白いのであって。結婚式って泣いちゃいけないと思うから悲しいのであって。

コメディっていうのは意表を突くそこにあると思うんですよ。笑っちゃいけないから面白いのでありまして。

泣いてはいけないから悲しいのでありまして。

しかし泣く映画で笑っていたら「なんだこの人」と思われるので、同じ「なんだこの人」ならコメディ映画を見て泣く方がいいのかもなと思いました。

しっかりETさんは泣いていました。



土屋 賢二さんの本を読んでいます。

話は変わりますが、土屋 賢二さんに「さん」という敬称をつけても違和感がありませんが夏目漱石さんとか聖徳太子さんとかいうように敬称をつけるのには違和感があります。

たぶんもう死んでいる人に「さん」をつけると違和感があるんじゃないかって。でも出川哲郎さんとかいうのも違和感があるので、この説はなくなります。

人が「さん」などの敬称をつけないのはどこで決めているんだろうって。

そういえば知人に太宰治のことを「太宰さん」人がいるんですが、太宰は太宰さんでも太宰でもない。所詮おさむちゃんじゃないかって思っていました。
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