来週はダービーです。僕ら競馬人(競馬人?)にとってはダービーは大晦日です。ダービーが終わるとまた新しい1年が始まります。
今月3回しか更新していません。来年はもっとボケ防止に日記を書かなくてはと思う今日この頃であります。
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ヨドバシカメラでキッチンタイマーを見ている30歳くらいの女性がいました。すご〜い真剣に30分ぐらい眺めて買っていました。
キッチンタイマーなんて安い物なのに早く買えばいいのになぁ〜と。
僕はホームベーカリーを2万円か〜と30分以上眺めていました。
買わなくてパンフレットだけ持って帰ってきたのですが、何だかその女性にちょっと勝ったようで嬉しかったです。
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ETさんと暮らし始めて1年が経ちました。お互い衝突もありましたが、楽しく続けているのはひとえに僕の努力と言いますか、屁ができるようになったといいますか。
一緒に暮らし始めた当初は、おならもトイレに行ってしていましたが、最近ではスピッツの曲のように〜屁で空も飛べるはず〜♪というぐらいおならをしています。
ETさんも負けじとこきます。穴がもう一つ増えちゃったんじゃないかと思うぐらいです。これ読んだら怒られます。
まあ暮らしているとお互いへの不満というか、暮らしてみて初めてお互いについて分かることがあります。
多々不満も不安もありますが「悩むことも僕の趣味だから」と衝突の原因にはならなくなりました。
ただ1年経ってもゆるせん!と思うことがあるんです。とっても些細なことなんですが、僕にとっては「なんじゃ〜こりゃ〜!」と憤慨もの。
それは、お風呂のシャワーヘッドを掛ける所って普通は低い位置と高い位置の二箇所ありますよね。
ETさんはお風呂のシャワーヘッドを使ったら高い位置に掛けっぱなしなんです。
「使い終わったら低い位置にしておいて」
と言ったにも関わらず1年経っても高い位置のまま。お主なかなかやりおるなぁ〜。
そんなことどうでも言いと思うかも知れませんがこれだけは男として譲れません。
ETさんがお風呂を出た後、こっそりいつもチェックする習慣がついてしまいました。
そしてシャワーヘッドが高い位置にあるのを見て、「あ〜〜〜!!!」とイライラストレスさん。
譲ってきたことも譲ってくれたこともありますが、しかしシャワーヘッドだけは譲れません。
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子供が巻き込まれる事件が目に付きます。僕の住んでいる場所も「変質者には注意してください」というアナウンスが流れるぐらいです。
そのせいか知りませんが、子供の下校時間になるとユーミンの「守ってあげたい」が流れます。
【あなたを〜苦しめ〜るすべ〜てのこと〜から。】
なんだかこの曲を聴くたびに過保護になっているんじゃないかな〜と思っていました。
僕なら「勉強」が真っ先に思い浮かびます。
おばあちゃんから「わたる元気でやっているかい?お金は大丈夫かい?」
と電話が掛かってきました。
それはそれは良い孫、「うん、大丈夫だよ!元気だよ。」と応えます。
最近は「アサコさんも元気かい?」と聞いてくれます。
僕は「僕より元気だよ。」そう応えます。
10代の頃、祖母がイヤで話しかけられても無視をして突き放している時期がありました。
祖母が孫の僕に何かを買ってあげたいと思うのはおばあちゃんとして辺り前なのでしょうが、僕はそれがイヤでしょうがなかった。
おばあちゃんは年金など貰っていないので、お金の元は父や叔母から貰っているお小遣いです。
そのお金でおばあちゃんは僕に物を買ってくれる。または現金をくれます。
おばあちゃんは「孫にあげた」というので気持ちは満足するので、その現金を両親に返す。
そしてまたおばあちゃんから僕に戻ってくるのです。これでは金は家庭の回りものです。
両親に半額だけ返したら、いつも5千円くれるおばあちゃんが2千円しかくれないことがあって、「ケチだなぁ〜」と思ったこともありました。
そういうこともあってあまりおばあちゃんから、お小遣いを貰うというのは良い気持ちはしていなかったのですが、最近になって気づいたことがあります。
おばあちゃんは今でも変わらず実家に顔を出すとお小遣いをくれます。ETさんことアサコさんにもお小遣いをくれます。
そのお小遣いは両親に返すこともなく貰うことにしています。
そう、実家から出て一年。僕も生活があるからです。
背に腹は変えられません。それで米や肉を買ったりします。
おばあちゃんが仏に見えることもあります。仏から賽銭を貰っている気持ちです。そのうち本当に仏になりますが。
「おばあちゃん。いいよ〜いらないよ〜」と言いながら内心、もうちょっと貰えないかな〜?と思っていたりします。
今は「いいよ〜」と言いながらも気持ちよく貰えます。
ちょっと気が早いですが、僕に孫が出来たら僕も祖母と同じことをしていると思います。物も金も気持ちも。
金は天下の回り物、恩も天下の回り物なのかも知れません。いや、家庭の回り物かな?
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最近知人の何名かがBLOGを始めました。
BLOGの存在は、きみいてという語句をグーグルで検索していたら、知人がLINKしてくれているので気づきました。
5年ほど会っていない知人と言って良いのか分からない人が、僕のサイトを検索して見つけたのでしょうか?LINKしてくれています。
そのサイトを見たときは、ただただ懐かしいと。
ETさんの知人もサイトを最近始めたそうです。それだけネットでサイトを作るというのが身近になったんでしょうかね〜。
このサイトを作った当初の目的は、何かしら連絡がつかなくなった人や、会えなくなった人が、たまたま見つけて一瞬でも「懐かしい」と思ってくれたらこれ幸いと思って始めました。
それがどうでしょう。みんながサイトを運営してくれたので僕が「懐かしい」と思うことが最近多くなりました。
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ikeaにオープン初日に行った時に梅宮アンナさんとそのお母さんが買い物をしていた。
最近よく有名人を見かける。2週間前ほど東急ハンズではSMAPの香取くんがスマスマで使うであろうキッチン用品をグラサンを掛けて一人で見ていた。
東京の人は有名人を見てもなぜサインを貰わないのだろうか?
僕が有名人を初めて見たのが小学校一年生の時のせんだみつおさんだった。母の実家に行くといつもせんだみつおがいた。
「お〜お笑いの人だ〜。」
だけどあまり面白い人ではなかった。
彼の背後に回って気づかれないようにナハナハをしていた。
それから10年後、そのせんだみつおさんは、ただ、似ているだけの母の弟ということを知った。
凄く似ていた。
「俺んち、せんだみつおがいるんだ!」
小学校の頃に自慢していたが、それがウソになってしまった。
でもあの時は本物のせんだみつおだと思っていた。今でも凄く似ている。
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シティーハンターの続編があるなんて知らなかった。しかし続編のエンジェル・ハートのアニメは絵がひどいなぁ〜。
久しぶりに実家に帰ったら母が自分の左目の下を指差し、
「ふるえてない?」
あ!ふるえている!左頬の上辺りが、ぷるぷるぷるぷるふるえている!産れたての仔馬のように震えている!
「大丈夫かしら?」
「いや、その震え方は大丈夫じゃないよ。鏡で見たの?」
「見たら震えてた。」
そりゃそうだろう。
その応え方からしてきっと大丈夫じゃない、が、しかし今は健康のようだ。
「どこか悪いところないの。」
横から父が、
「頭」
その応えに怒り狂うかのように母の左目の下は震えている。今までの怨念か?
その震えは大病のお知らせかも知れない。そんな間も、ぷるぷるぷるぷるふるえている。まるで活火山。
「ふるえてるじゃん!痛くないの?疲れ目とかで震えることってあるよね?」
「いや、字も読まないし、目も痛くないし震えている自覚がないのよ。人に震えているわよ、と言われて分かったのよ。」
「え!?震えている自覚がないの?」
その間もぷるぷるぷるぷる面白いぐらい震えている!なんだこの自己主張。
怖さ痛さも限界を超えると笑ってしまうことがありますが、もう笑ちゃうぐらい母の左目の下が震えています。
母がおばあちゃんに「震えているの見える?」
「う〜ん見えないね。」
歳を取ると都合の良いようにいろいろなものが見えなくなるらしい。そして長生きをする。見えない方が幸せだ。ただ目が悪いだけか?
「いつから震えているの?」と聞いたら、
「5日ぐらい前から。治ると思ったけれど治らないのよ。」
僕が「痛くないっていうのは脳に信号がいっていないってことだよね?」と言ったら母が、
「線切れたかしら?」
ある意味切れているかもしれないけれど、自虐の自覚がないなんて太宰を超えた母。
そんなことを言っている間も、ぷるぷるぷるぷる震えている。もうどうにも止まらない。誰かコイツを止めてくれ!
猪木ボンバイエ!猪木ボンバイエ!っていう感じで応援したいぐらい震えている。
母があぶねぇ〜。猪木があぶねぇ〜。
なんだか応援したくなるぐらい震えている。
がんばれよ!!!
その後、ご飯を食べていても母のふるえが気になって食が進まず。
テレビを見ても横で震える母一人。
「よくぷるぷるぷるぷる震えているじいさんとかいるよね?脳卒中とかになってさ。」
「でもまだ脳卒中になっていないから。」
やられた。母の言う通りだ。
しかし医学を超えたなにかがあって母が気づかない間にそうなったのかも知れない。
「怖いから病院行ってきなよ。」
「でもゴールデンウィークだからやってないよ。」
皆さんのゴールデンウィークのご予定なんでしょうか?
母のゴールデンウィークは左目の下が震える予定です。それも激しくゴールデンウインク。
見ているこちらが気になるそんなゴールデンウインクになりそうです。